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営業とクリエーティブの狭間で

一人でプランナーとして活動していると、
クライアントに寄って営業やコーディネーターとして動くときと、
クリエーターとしてディレクションやコピーライティングするときと、
2つの場合があります。

広告代理店でその両方を経験した僕にとって、
どちらの場合でも器用にこなせる自信はあるのですが、
一番難しいのは、その両方を請け負ってしまったときです。

たとえばいま手掛けている空間開発のプロジェクトなどがそうです。

クライアントとの打ち合わせで、必死にクライアントの意向をくみこんで、
ようし!その思いを表現へもっていこう、
などと意気込んで事務所に戻るのですが、
ひとり企画ワークに入り始めると、クリエーティブな視点がもくもくと湧き出て、
打合せしてきたことを否定しようとする。

「それじゃ表現としてありきたりだろう?全然クリエーティブじゃないよ。」
「クリエーティブかどうかの前に、
クライアントの意向はちゃんと組み込まないとビジネスにならないだろう?」

自分の中で、そんな両者のぶつかり合いが始まるのです。

ぶつかり合いは平行線をたどります。
ただ、代理店にいるときは営業セクションと
クリエーティブセクションの違いのせいにして、
しょせんあいつらはわかってない・・・
という融合なきままで進んでいっても、
結構それが会社全体としてのパフォーマンスにもなったりして、
がんばってくれてるな!などという演技に繋がったりするのですが、
自分の中で延々と平行線をたどり続けるわけには行きません。
それをやると、自分自身が破滅してしまいます。

そうならないためにどうすればいいか、
最近になってその答えを見つけたような気がします。

実はそれはとても簡単なこと。
あまりにも簡単すぎて、見失ってしまうこと。

原点に帰ろう、ということです。

その原点というのは、
「このコミュニケーションで伝わるのか?」
ということです。

たとえば、
「社会のことを考えています。」と言うよりも、
「みんなが考えていることを、私たちも考えています。」
と言った方が伝わるだろうし、
「あなたの暮らしを豊かにします。」と言うよりも、
「みんなが考える豊かさについて、提案があります。」
と言った方が聞いてもらえそうな気がする。

レトリックの問題と言えばそれまでなのですが、
それは決してレトリックの問題などではなく、
伝わるかどうか、という問いに真摯に向き合った結果でてくる言葉なのです。

その言葉が出てくるまで、源にさかのぼれば、
クライアントに向いているのか、
はたまたクリエーターとして素晴らしい表現になるのか、
実は行きつく答えは同じになるのです。

そこまでとことん考えましょう。

それがプランナーの使命だと思えば、
こんなに奥の深い仕事はないのかもしれません。

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 「企画師」としての心得

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