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暖炉の火

勝浦の冬は、ほかより一歩遅れてくる。
強引にでも仕事から脱出しようと、勝浦にやってきた。
ポカポカ陽気のここ勝浦は、まだまだ紅葉が綺麗で晩秋のようだ。
しかし、陽が刻々と傾くにつれて、グングン寒くなる。

今宵の暖炉が楽しみだ。

少し薪を補充しようと、薪割りをすることにする。
薪はおととし大家さんが持ってきてくれたつばきの木で、
そのほとんどはすでに割り終えて乾燥させていたのだが、
節のある部分は全く割ることができず、
あきらめてほおっておいたのだが、
もう一度チャレンジしようと思った。

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2年近くたった丸太は、いとも簡単に、気持ちよく割れた。
どんなに力を振り絞って斧を振りおろしてもまるで歯が立たなかった丸太が、
パカーンという音とともに二つになってはじけ飛ぶ。

月日とともに枯れていく。
それは、人が木に似ているのか、木が人に似ているのか。
今日はこの割った薪を燃やそう。

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つばきの木は意外といいよ、
と、大家さんが言っていたけど、
確かに燃えっぷりもいいし、火持ちもいい。
小さな暖炉の中にぎゅうぎゅうに薪をつめ、湯船に身を沈め、
十分に温まったところで風呂を出ると、
家の中の空気もほんのりと温まっていた。

このなめらかな暖かい空気が、大好きだ。

エアコンの風で強制的に撹拌したような暖かさでなく、
空気の分子自身が暖かくなって喜び弾けている感じ。

それは発酵と似ていて、
時間をかけて自然発酵させた酒がうまいのと同様、
空気自身に香りがある。

待ってましたとばかり、グラスにワインを注ぎ、一人乾杯する。
冷たいワインがしみわたる。
テレビもなくていい。音楽もなくていい。
ほんのわずかな明りがあれば、それでもう十分。

冬のナチュラルライフの、究極の贅沢な時間。
悩みのタネは、
ずっとこうして夜を過ごしたいのだけれど、
あっというまに眠くなること。

まだ9時になってません。

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 勝浦だより

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