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成人を祝う

下の長男が、明日成人式を迎える。
それを祝って、今日は家族と妹夫婦とぜいたくな一日を過ごした。

まずは東京會舘の個室で、フルコースのランチ。
「きちんとした格好しなさい!」
カジュアルな服しかもっていない息子は、
そう言われて、アオキで買った唯一のスーツで身を固めた。
しかし、ストパをかけてBMUPの藤クンばりの
顔を覆った茶色かかったロンゲと、
僕のちょっと時代遅れのネクタイと、
3足1000円で買ったくるぶし丈の短いソックスは、
とうていそれに合うはずもなく、
まさに、「馬子にも衣装」を体現したようないでたちだった。

さあ、その我が家の馬子は、皇居の見える個室の主賓席に案内され、
粛々と運ばれてくるフレンチをどう食べるのが正しいのかわからず、
ことあるごとに隣の叔父と僕に小声で聞いてくる。
「それは、・・・」なんて答えていたら、
察したのか鍛えられたウェイターの方が、
ニッコリ笑ってやさしく教えてくれた。
あまりの料理がおいしいからか、ワインが回ったのか、
最初はカチカチだった息子がやわらかくなって最後に発した言葉は、
「やっぱ大人の世界ってすげーな!」

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そうしてレストランをでて向かったのは、銀座の高級腕時計ショップ。
妹夫婦がお祝いに時計をプレゼントしてくれる、とのことなのだが、
候補の時計は一桁万円を超える有名海外ブランド品。
普段まったく縁のない金額に、本人は
うれしさと驚きと恐縮とプレッシャーでまたまた顔をこわばらせるばかりか、
高級ショップの雰囲気に圧倒され、「男気ジャンケン」で買ってしまって、
喜んでいいのかヤバイ!とおもっていいのかわからないような、
初登場のタレントのような複雑な表情をしていた。
いくつか時計を試着したりして、おおよそのメドをつけて店を出た息子が、
ほっとして最初に発した言葉は、
「オレ、やっぱ金持ちになろう!」

見た目によらず、ちょっと臆病でピュアというか社会知らず、というか・・・。
銀座や丸の内を歩く息子の姿はクロコダイル・ダンディーのようだったけど、
あせらずゆっくり慣れて行ってくれ。

ところで久しぶりに高級時計ショップなんぞに入った僕は、
自分が10年ほど前に清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったR社の腕時計を
ずっとほおっておいたことに気付き、
オーバーホールしようとR社の専門店へと向かう。
奥の個室に案内され、時計を見せて簡単に調べてもらい、
これは今は作られていない貴重で贅沢な部品を使ったモデルです、
価値ある時計です、修理代はたぶん、7~8万でしょう、
なんていう店員さんの話に一喜一憂しながら、
いずれ我が家の歴史を未来へと引き継ぐ大切なバトンとなるこの時計が、
完璧にオーバーホールされて戻ってくれることを願う。
その願いが、息子への願いとすこしダブった。


いつも「倹約!」とか「節約!」とか、ギャギャーさわいでいる我々。
たまに高級な世界を味あわせるのも大切、
それは理屈でわかっても、なかなか実行に移せなかったことだけど、
それがかなった今日は妙にすがすがしくて、
多分子供にも記憶に残る成人の日になったんじゃないかと思います。

Yピー&Mチャン、ほんとうにありがとう!

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