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島根の郷土料理

四谷あたりに住んでいると、いろいろな地元料理の店があって、
日本中のどんな料理も食べられる。
宮崎の地鶏の店があって、今度行きませんか?とか、
秋田の鍋料理を出してくれる店があるんですが、行きましょう。とか、
たまに仕事の仲間と「郷土料理の店巡り」なんぞをやると、
なるほど、これが本場の宮崎の地鶏なんだ、とか、
これが本場の秋田のきりたんぽだ、なんて思って満足して帰るのだけれど、
本場で食べる料理というのは、そういう代表的な郷土料理じゃなく、
たとえどこにでもあるようなメニューを頼んでも、
あきらかに郷土料理だ!と確信させるチカラがある。

今回の島根では、そのことを体感した。

まずは初日。
出雲のお好み焼き屋でたべた蕎麦はうまかった。

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なんていう店か名前は忘れたけど、出雲大社の近くで「るるぶ」なんぞにも
載っていない地元の人相手のお好み焼き屋だったけど、
「蕎麦もあります」なんて書いてあったので、
妻はお好み焼きを、自分は蕎麦を、ということで両者納得して
ぶらり入った店だった。
蕎麦はその店の手打ちで、典型的な出雲の割子蕎麦だった。
見た目太くちぎれ感があるので、ボソボソと素朴な田舎蕎麦なのかな、
とおもったら、以外にもしっかり歯ごたえがあり、洗練されている。

あ、これうまいわ!と思わず独りごちているいちに、
あっという間になくなってしまった。

出雲から松江にバタ電に乗って移動し、島根県立美術館へ向かう途中、
肉屋があってうまそうなコロッケを揚げる匂いが漂ってきた。
思わず小腹がグウとなったので、ひとつ買って食べながら行こうと店に入ったら、
どうやらその店、テレビで何度か取り上げられた話題の店だったようで、
結構にぎわっているではないか。

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こりゃ期待できるぞ!とワクワクして一口かじったら、ホントにうまかった!

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じゃがいもがサラサラとクリーミーで、肉の味がビシッとしている。
昔サラリーマン時代のころ、会社の近くに「丁子屋のコロッケ」というのがあって、
部会だとか局会だとかあると必ず買いに行かされ、
揚がるのを待っている間、店で試食するコロッケがうまくてうまくて、
なんだかそのころ、もう40年以上も前の出来事が懐かしくよみがえってきた。
コロッケは立ち食い、もしくは歩き食い、に限る!

その日の夜は、松江市内のホテルの近くの居酒屋で夕食とした。
「彩鮮酒楽やあ」というかわった名前の店で、
ビールについてきた突き出しに目を見張った。

なんと、七輪で魚を焼いてそれをつまみにしてください、ということだった。

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かれいにあじにサバ。
たぶん刺身の残りだったり、刺身にもならないような半端ものだったりするんだとおもう。
でも、そんなものいつくしむようにちょびちょび焼きながら酒を飲む、なんて、
魚好きにはたまらないんじゃないだろうか!

もちろん刺身もバッチリたのみました。
これで500円とか、そんな感じだったと思う。
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で、一番うまいと思ったのは、カニをちらしたサラダでした。
これもたぶんワンコイン程度。
カニの扱いがうまいんだと思う。
どっさり混ざった水っぽくなく締りのある身は、
四谷あたりではお目にかかれない、味だった。(金銭的にも・・・)

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翌日、堺港に向かったのだが、
その一番の目的は、雑誌に出ていた「カニ海鮮天丼」である。
静岡の沼津漁港にある「丸天」という、
巨大なかき揚げを載せた天丼をたまに食べに行ったりした僕は、
それを思い出し、さぞかし漁師の腹をみたすような量があるんだろうな、
と期待していったが、でてきた「カニ海鮮天丼」以外にもそうではなかった。

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ちょっとがっかりしたけど、いやいや味はどうして。
全体的にサッパリした感じの味付けで、酢飯との組み合わせがいいせいか、
全く腹にもたれずに、後味スッキリの天丼だった。

そうして夜。
その日は玉造温泉の「白石屋」という宿に泊ったのだが、
そこでの夕食は感動的だった。
まあ、よくある旅館のフルコース。
けれど、一つ一つがどれをとってもぬかりない。
なかでも感動したのが、この「大山鶏と蕨の山菜鍋」。
この組み合わせで、これほどの濃厚なうまみがでるとは想像がつかない。
鶏肉がいいのか、それとも蕨がうまいのか。

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お品書きをみると、なんとなくワインにも合いそうなメニューだな、
と思いハウスワインなんぞでいただいたのだけど、相性もバッチリ。

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ひょっとして、ワインが良かったのか?

充分に満足して部屋の戻る途中、一枚のポスターに目が行った。
どこかの神社で行われた式包丁の儀式の様子である。
ほほう、さすがは神の国・・・なんて思いながら文章を読むと、
この神に捧げものを調理している人が、このホテルの料理長だった。

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なんと、神様への捧げものを作り人が、夕食の料理を作っていたとは。

おいしさの原点は、こころと技なんだな、やっぱり。



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 これうまっ!

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