房総半島は海に囲まれているのですが、
「海に面したレストラン」というのが意外とありません。
いつも海を見ながらのんびりビールでも飲んで、
日がな一日原稿用紙に向かえる場所はないのかなあ、
などと、マイ・カフェ探しをするのですが、なかなかないのです。
(南房総の方へ行くとあるのですが、勝浦からは結構遠い。)
一説によると、海沿いの一番いい場所を全部道路を走らせたかららしいですが。
でも、海じゃなくて畑や田んぼなどの田園風景に面したいいレストランは結構あるのです。
その中でもマイベストと言えそうな場所を昨日発見しました。
南房総にある「セントシュバイン」というリストレンテです。
宿泊もできるオーベルジュですが、なんといっても売りは自家製のハムやソーセージ。
それらを堪能できるランチメニューがあるというので、
勝浦から約1時間半、クルマを飛ばして行ってきました。
小さな森の中にたたずむ、趣のある小屋のようなリストレンテは、
テラス席が広く、そこから田園風景を眺めながら過ごすのが正解でしょう!

残念ながらこのベストのテーブルには先客がありましたが、
ワインとソーセージでとても楽しそうに盛り上がっていました。
テラス席全体はこんな感じ。
多分全部で15,6人は入れると思います。

入り口のドアなんて、雰囲気があってすごくいい。


素敵だなあ、と思ったのが、田園に面したテラスの壁に埋め込まれた窓が
鏡になって風景を映し出してくれるので、
田園に面している、というよりも、田園に囲まれている感じがします。
妻は自家製のソーセージグリルを、僕はサンドウイッチを注文。


パンも自家製。
それについてきたバターは、有塩と無塩のバターを半々ずつ、
それにガーリックを混ぜたオリジナルのバターだという。
清楚でとろけるような口当たりが何ともいえず、
しっかりした生地のパンにお似合いでした。
そしてこれが、サンドイッチとソーセージグリルです。


このフォッカッチャのようなバンズを使ったサンドイッチが、とてつもなくおいしかった!
レタスとハムとトマトを挟んで、
たぶんマヨネーズとバターを塗ったシンプルな作りだったけど、
適度なライトさがたまらなく食欲を刺激し続ける。
グルメ疲れの日本人の胃を癒してくれる味です。
ソーセージももちろんうまい。
なんていうかな、プロの味というより、
一生懸命丁寧に作った感が妙に新鮮で、
ああ、ワインが欲しい!と心から思いました。
値段は、というと、サンドイッチが1400円、グリルが1700円。
ランチにしては高いかもしれないけれど、
この風景までもいただけることを考えると、
いつもスタバにするかドトールで我慢するかで迷う小さい僕が、
全然OKと思えるほど大きくなれる価値があります。
会計を済ませようとしたら雨がサアーと通って肌寒くなる。
残ったカフェオレを手をのばし、少々雨宿り。
でも間もなく雨は通り過ぎ、すぐさま田園が青空に照らし出されて夏に戻る。
既に刈り取りが終わった田んぼは、
夏と秋の間でしっとり眩しく揺れ動いている。
二十四節季ではいまが「白露」。
こんな季節の移り変わりのドラマをパノラミックに観劇できるのは、
海に面したカフェではなく、こんな田園のカフェなのかもしれません。
●「SAINT SCHWEIN」(セントシュバイン)
千葉県南房総市池之内268
℡番号:0470-36-2825
「海に面したレストラン」というのが意外とありません。
いつも海を見ながらのんびりビールでも飲んで、
日がな一日原稿用紙に向かえる場所はないのかなあ、
などと、マイ・カフェ探しをするのですが、なかなかないのです。
(南房総の方へ行くとあるのですが、勝浦からは結構遠い。)
一説によると、海沿いの一番いい場所を全部道路を走らせたかららしいですが。
でも、海じゃなくて畑や田んぼなどの田園風景に面したいいレストランは結構あるのです。
その中でもマイベストと言えそうな場所を昨日発見しました。
南房総にある「セントシュバイン」というリストレンテです。
宿泊もできるオーベルジュですが、なんといっても売りは自家製のハムやソーセージ。
それらを堪能できるランチメニューがあるというので、
勝浦から約1時間半、クルマを飛ばして行ってきました。
小さな森の中にたたずむ、趣のある小屋のようなリストレンテは、
テラス席が広く、そこから田園風景を眺めながら過ごすのが正解でしょう!

残念ながらこのベストのテーブルには先客がありましたが、
ワインとソーセージでとても楽しそうに盛り上がっていました。
テラス席全体はこんな感じ。
多分全部で15,6人は入れると思います。

入り口のドアなんて、雰囲気があってすごくいい。


素敵だなあ、と思ったのが、田園に面したテラスの壁に埋め込まれた窓が
鏡になって風景を映し出してくれるので、
田園に面している、というよりも、田園に囲まれている感じがします。
妻は自家製のソーセージグリルを、僕はサンドウイッチを注文。


パンも自家製。
それについてきたバターは、有塩と無塩のバターを半々ずつ、
それにガーリックを混ぜたオリジナルのバターだという。
清楚でとろけるような口当たりが何ともいえず、
しっかりした生地のパンにお似合いでした。
そしてこれが、サンドイッチとソーセージグリルです。


このフォッカッチャのようなバンズを使ったサンドイッチが、とてつもなくおいしかった!
レタスとハムとトマトを挟んで、
たぶんマヨネーズとバターを塗ったシンプルな作りだったけど、
適度なライトさがたまらなく食欲を刺激し続ける。
グルメ疲れの日本人の胃を癒してくれる味です。
ソーセージももちろんうまい。
なんていうかな、プロの味というより、
一生懸命丁寧に作った感が妙に新鮮で、
ああ、ワインが欲しい!と心から思いました。
値段は、というと、サンドイッチが1400円、グリルが1700円。
ランチにしては高いかもしれないけれど、
この風景までもいただけることを考えると、
いつもスタバにするかドトールで我慢するかで迷う小さい僕が、
全然OKと思えるほど大きくなれる価値があります。
会計を済ませようとしたら雨がサアーと通って肌寒くなる。
残ったカフェオレを手をのばし、少々雨宿り。
でも間もなく雨は通り過ぎ、すぐさま田園が青空に照らし出されて夏に戻る。
既に刈り取りが終わった田んぼは、
夏と秋の間でしっとり眩しく揺れ動いている。
二十四節季ではいまが「白露」。
こんな季節の移り変わりのドラマをパノラミックに観劇できるのは、
海に面したカフェではなく、こんな田園のカフェなのかもしれません。
●「SAINT SCHWEIN」(セントシュバイン)
千葉県南房総市池之内268
℡番号:0470-36-2825
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