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ファンキー増富温泉郷

この土日、山梨県北杜市にある増富ラジウム温泉郷、
「金泉閣」に行ってきた。
年末のギックリ腰の影響が右ひざに来て、今になっても治らない。
仕事で外に出ると、
夕方にはもう互いにかばい合った腰とひざが悲鳴を上げ、
そうなると今度は首が凝ってにぶい頭痛が襲ってくる。
夕飯よりも風呂に・・・という状況になり、
仲間からのメシの誘いも断りタクシーで帰る始末。
ストレスが原因なのはわかっているので、
こりゃ俗世間を忘れて、湯治にこもろう、と思った次第。

ラジウムというのは、放射性のアルファ線を出す鉱石のこと。
このアルファ線が出ることで、同じようにアルファ線を出す
ラドンという気体に変化し、それが地下水に溶け込んで
湧き出たのがラジウム温泉というらしいっす。(サマーズ風)
効能は、神経痛、腰痛、リュウマチ、痛風、脳卒中、
うつ、動脈硬化・・・など、主に神経伝達系にいいようで、
かつ増富ラジウム温泉郷は、世界一のラジウム含有量を含み、
武田信玄の隠し湯と呼ばれて親しまれた古湯。
なんとかご利益を期待したい!
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これが「金泉閣」の部屋(4階)からみた景色。
昼も夜も、良かったあ~!

夕方、チェックインをすませて早速風呂に向かう。
左に源泉の湯船、右に上がり湯の湯船。

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なになに。まずは源泉に30分、そのあと上がり湯で体を温め、
それを一日2,3回繰り返す、とある。
30分も使ったら、さぞ汗が噴き出るだろう、
と気合を入れて源泉に入ったら、ビックリ!
お湯が冷たいのだ。
冷たいと言っても、温水プールぐらいの感じ。
温度的には30度ちょいぐらいというのだから、
“あったまる”といったものではなく、“我慢する”
といった感じ。
で、30分使って冷えたからだ(?)を上がり湯で温めて終わり、
となる。
源泉は細かい泡が混じる炭酸性で、オイスターのようなに匂いがする。
口に含むと炭酸と強いしょっぱさの奥にかすかに硫黄の匂いがする。
いままでにない感じだ。
ラドンは吸い込むといい、とあったので、
目をつぶり、修行僧になった気分で30分間深呼吸をつづけた。
そうして上がり湯へ。
この上がり湯が、今度は逆にえらい熱い。
あちっ!あちっ!と、足を入れたり出したりしていたら、
常連のおじいさんが、こっちの方がぬるいよ、
と場所を開けてくれた。
歯を食いしばって入る姿を、おじいさんに笑われた。

この修行を今回の旅で最低6回はこなそうと思う。
果たして結果はいかに?!

翌日(日曜日)、朝の一回目の修行を終えて
その足で1時間ほど散歩し、

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行った場所は、歩いて30分ほどのところにある、
廃校を利用したカフェ。
雰囲気はスゴイ良かったけど、休みじゃん!

戻ってきたら、宿の番頭さんとおぼしきおじいさん、
多分この旅館の代表のお父さんであろう人が、
僕のクルマを動かそうと思っても動かなかった、
と言ってきた。
そういえば来た時、駐車場が混んでいたので
別のお客さんのクルマの前に止めて、
カギを預けたのだ。
そのお客さんが帰って行こうとしたので、
僕の車を動かそうとしたら動かなかったらしい。
来る途中日陰のアイスバーンでスタックした僕の後輪駆動車は、
かろうじて抜け出せたものの、
そんときの影響で電子系統がイカレたか?!
と一瞬あせったが、やってみたらなんなく始動する。
ほっとして聞いたら、どうやら始動の仕方が
わからなかったらしい。
今のクルマって、カギをもって入っただけで、
ボタンを押せばすぐイグナイトするんですか?
僕のはカギを差し込んでブレーキを踏みながら、
スタートボタンを押さないとダメなので、
その儀式が分からなかったようなのです。

で、聞いたら僕のクルマが動かないので、
横に止めてあった数台を玉つきのように移動させて、
なんとかお客さんは脱出できたようで、
僕が散歩している間、この玄関先で、
おじいさんが四苦八苦したことがしのばれた。
「申し訳なかったです・・・」といったら、
何事もなかったかのように、
「いろんなクルマがあるんだねえ・・・」と、
逆にクルマ談議になった。
そしてクルマの話が終わって次に温泉の話になり、
いやあ、冷たいのでビックリしましたよ!
といったら、
「冬場は寒いから普通の客はこないよ。」
と、あっけらかんと言ってのけた。

ということは、おれは普通じゃないってことだよね?
冬こそ湯治!って、WEBにあったよね?
いやいや、冬こそお客さんも少ないし、
絶好のチャンスですから、いいとき来ましたよ!
とか、言ってよ。
こうして雪道のスタックから抜け出して頑張ってきたんだから
お客ほめてよ!と思ったので、
でも、僕は腰痛とひざが痛くてきたのですが、
噂ではすごくいいらしいですね!
と、こっちからほめてみたら、
「お客さんは、神経ですか?スジじゃないですか?」
と聞いてきたので、あ、スジかもしれないですね、
と話を合わせたら、
「スジじゃあ、だめだ。」
と地下深くまで落とされた。
その笑い声に気がついたのだが、予約する時に、
パソコン持って行ってインターネットできますか?
と電話で聞いたら、
「ああ、できるようです。」という答えが返ってきたのだが、
その声と同じだ。
(※ちなみに無理でした)

ハッキリ言って、僕昔からこういうファンキーな人大好きなんです。
このいいからかげんさと自分本位でいける人がうらやましいんです。
なりたくてもなり切れない自分がいるんです。

ロビーに置いてある雑誌は、
9月(半年前)の週刊フライデーと、週刊新潮と、日猟会報だし、
しかもフライデーは袋とじがきれいに破れているし。

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多分こういう性格の人は、僕みたいなストレスはないんだろうな・・・
などと思うと、
ああ、僕はもっとこのおじいさんのようになろうと。
これからの晩年は、そういう思考回路で生きて行こうと。

ひょっとしてこのラジウム温泉の効能は、
神経回路じゃなくて
思考回路に聞くのかもしれないなあ。

で、実際その効能は?というと・・・。

合計6回修行をした。
最初の2回は何もなかったが、
3回目、風呂からあがったら、
全身赤いまだら模様になって、
皮膚に出たかと思ったけど、
すぐ消えたので、多分血管系が元気になったのかな・・・?
肝心の膝と腰は、
ちょうど3回目あたりから、痛いところが移動し始め、
最後には痛みのポイントに辿り着いた感じがする。

ただし、その痛み自体が治ったかというと、そうではない。
スッキリしたけど、四谷に戻って丸正まで歩いてみたら、
やっぱり膝と腰を庇おうとしてぎくしゃく歩いている自分がいた。

やっぱりだめかあ・・・。
でも、神経回路以上に思考回路に効くのがわかったよ。

おじいさん、今度夏来るよ!
そんときは、「やっぱり冬だべ」とか言わないでね。

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